東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞
い申し上げます。

2011年5月15日日曜日

第60回 九附連総会・実践活動協議会

5月13日(金)14日(土)の2日間「第60回 九州地区国立大学附属学校PTA連合会 総会・実践活動協議会」が佐賀市(ホテルニューオータニ佐賀)で開催されました。
私も大分大学附属小学校のPTA役員として参加させていただきました。
全体会
会場となったホテルニューオータニ佐賀(左)
ニューオータニからの外の景色が綺麗でした(右)
大分附属小学校の参加メンバー
西本校長、三宮副校長、川本副会長、宮崎副会長、私(副会長)
大会パンフレット(右)
記念品は佐賀特別支援学校の生徒さん作のクローバーの鍵掛け(右)
九州地区国立大学附属学校PTA連合会(九附連)では全国国立大学附属学校PTA連合会(全附連)との事業活動推進のもと、附属学校園の本来的使命の達成と各単位PTAの連絡親睦をとおし調査研究研修を目的とし、毎年5月にこの会を開催しています。
九州沖縄地区の10地区が輪番制をとり、今年は佐賀大学文化教育学部附属校が主管となりました。
所属学校園は以下の32校園です。
福岡教育大学附属幼稚園
福岡教育大学附属小倉小学校    ◯福岡教育大学附属小倉中学校
福岡教育大学附属福岡小学校    ◯福岡教育大学附属福岡中学校
福岡教育大学附属久留米小学校   ◯福岡教育大学附属久留米中学校
佐賀大学文化教育学部附属幼稚園  ◯佐賀大学文化教育学部附属小学校
佐賀大学文化教育学部附属中学校  ◯佐賀大学文化教育学部附属特別支援学校
長崎大学教育学部附属幼稚園    ◯長崎大学教育学部附属小学校
長崎大学教育学部附属中学校    ◯長崎大学教育学部附属特別支援学校
熊本大学教育学部附属幼稚園    ◯熊本大学教育学部附属小学校
熊本大学教育学部附属中学校    ◯熊本大学教育学部附属特別支援学校
大分大学教育福祉科学部附属幼稚園 ◯大分大学教育福祉科学部附属小学校
大分大学教育福祉科学部附属中学校 ◯大分大学教育福祉科学部附属特別支援学校
宮崎大学教育文化学部附属幼稚園
宮崎大学教育文化学部附属小学校  ◯宮崎大学教育文化学部附属中学校
鹿児島大学教育学部附属幼稚園   ◯鹿児島大学教育学部附属小学校
鹿児島大学教育学部附属中学校   ◯鹿児島大学教育学部附属特別支援学校
琉球大学教育学部附属小学校    ◯琉球大学教育学部附属中学校


第60回の記念すべき大会となった今年の大会テーマは、「豊かな心と生きる力の育成をめざして〜自然の恵み豊かな葉隠の地で、大いに語ろう子どものこと、親のこと〜」でした。
大会の内容(日程)は以下のとおりです。
【第1日目 5月13日】
11:30〜12:50  監査会
13:00〜14:10  理事会  特別部会
14:20〜15:00  全体会
15:15〜18:00  実践活動協議会
18:00〜18:30  親睦球技大会組み合わせ抽選会
19:00〜21:00  懇親会
【第2日目 5月14日】
  8:30〜  9:20  PTA会長会  PTA女性副会長会  校園長、副校園長会  
  9:30〜11:00  講演会
11:10〜12:00  総会


全附連役員諸氏、佐賀大学関係諸氏、各学校園の校園長、副校園長、PTA役員等が約250名(その他、主管校より多数のスタッフの方が参加されています)が参集し盛大かつ充実した会となりました。
九附連の活動は全国の各地区会の中でも特に活発であると言われ、その回数(第60回)が示すように全附連の歴史よりも古いということです。
そういう意味で、今回も地区会としては異例の10名以上の全附連関係の役員諸氏が来賓としておみえになりました。
来賓の全附連役員諸氏の祝辞
山川正信連盟副会長(左)
玉井聡PTA連合会会長(右)
この大会の最も重要な意味を持つのが各校種別に4つの部会にわかれて行われる「実践活動協議会」であります。
その年の校種別研究テーマをもとに発表担当校園による活動発表があり、それを受けて意見情報交換を行うというものです。
この協議会によって得たものをそれぞれが持ち帰り、各単位PTAでの活動の充実や見直しにつなげていくことができます。
【研究テーマ】
◯幼稚園部会  「いっぱい語ろう、一緒に遊ぼう〜親子で育む心と体〜」
◯小学校部会  「向きあって育む、生きる力の基礎作り、私たちにできること」
◯中学校部会  「豊かな心と家庭と学校の連携のあり方」
◯特別支援学校部会  「自立をめざした成人期に向けて、家庭と学校がどのように連携できるか」
◯特別部会  「親の育ち、子の育ち」

私の参加した小学校部会は今回久留米小学校と長崎小学校からの発表がありました。
小学校部会
【久留米小学校】親子のふれあいをつくる学校行事「青麦フェスタ」「どんど焼き」
親子のふれあいや他保護者とのふれあいを通して、家庭の信頼関係やクラスのまとまりをつくるために「青麦フェスタ」「どんど焼き」という2つの行事に取り組んでいることが報告されました。
特に「青麦フェスタ」では食品バザーやスポーツフェスタ、講演会など充実した内容のようです。
父親の会が積極的に協力いただいているということでした。
久留米小学校の発表
【長崎小学校】さあ 一歩踏み出そう!〜自分の力を信じて〜
長崎小学校はPTA活動のスリム化についての報告がありました。
役員への負担を軽減するために、活動内容の見直しや廃止を行いましたが、これはあくまでも活動を縮小するのではなく充実のためのものであるということでした。
また、学校の特色として親子実践活動で6年間にわたり活動を記録誌としてファイリングする取り組みと、国際色ある長崎ということから国際交流の意味で修学旅行で韓国に訪問し漢陽小との交流を行ったということが紹介されました。
長崎小学校の発表
小学校部会ではこの他に、校区を持たない附属学校ということにおいての地域との関わりや公共交通機関でのマナーの問題などの意見交換がありました。
活発な協議会となり、是非本校のPTA活動に参考にさせていただきたいと思いました。

夜の懇親会では校園種をこえて、地域をこえて有意義な交流が深められました。
この交流が九州地区の盛り上がりを支えていると言っても過言ではありません。
私も九附連に出るようになって今年で5年目となりますので、今では他県の友だちも多くでいます。
毎年、全附連の関係者の方々にもこの九州地区の夜の盛り上がりを絶賛いただいています。
九附連、福岡桂会長(佐賀中)のご挨拶
来賓の全附連役員諸氏の祝辞
柴田知里PTA連合会副会長(左)
小森慎一PTA連合会理事(右)
懇親会の様子
懇親会でのアトラクション
佐賀大附属出身の早乙女大和さん
早乙女太一の「劇団朱雀」に所属の女形
次期開催地の長崎大附属関係者の挨拶
懇親会の後は大分4校園(幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校)で合同3次会
2日目は講演会があり、今回は「心を育む…思いやりとやさしさと」という演題で富吉賢太郎氏のお話をお聴かせいただきました。
富良氏は佐賀新聞編集局長をなさっておられ、以前コラム「有明抄」に関わっておられた時代に出会われた方や学ばれたことをお話されました。
社会のあるべき姿や子どもの豊かな心を育む大人の役割などについての貴重なご指摘をいただきました。
詳細についてはここで触れることができませんが、『国家の品格』の著者藤原正彦氏の「卑怯を憎む心」の話、虐待防止法に尽力された『かなしみの歳時記』の著者である暁学園の祖父江文宏氏の話、作家の三浦綾子氏にちなんだ話が特に印象的でした。
ちなみに祖父江文宏氏は私と同じ真宗大谷派の僧侶でした。
講師の富吉賢太郎氏 
総会では九附連表彰がありました
大分中学校の亀井会長が代表して謝辞をのべられました
亀井会長、13年間の長い間お疲れさまでした
九附連の筒井秀充新会長(長崎中)が次期開催のご挨拶
ご参加された皆さん、2日間お疲れさまでした。
特に福岡九附連会長をはじめ、担当された佐賀大学附属学校の皆さん本当にありがとうございました。
また、遠路よりお越しくださいました全附連の関係各位にも心より感謝いたします。
貴重な時間と経費をかけてまで開催した会でありますので、参加した者として是非自分が関わっているPTA活動に研修成果を反映させなければならないという責務も感じています。
今回の投稿はその責務という意味も持ちあわせて書き込ませていただきました。
お互いに子どもたちのために充実したPTA活動を目指してましりましょう。

次期開催担当は長崎大学教育学部附属学校であります。
早速、今年7月31日には長崎で親睦球技大会が開催されます。
九附連の皆さん、是非またお会いしましょう。
親睦球技大会の抽選結果

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