東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞
い申し上げます。

2011年7月4日月曜日

小学校運動場芝生化

長女、二男が通う小学校(大分大学教育福祉科学部附属小学校)は来年130周年を迎えます。
そこで130周年記念事業として「運動場芝生化」が計画されました。

芝生化については、文部科学省も校庭芝生化の整備推進を図っています。

【文科省のHPより】
校庭は、これまで“土”のグランドが一般的でしたが、近年、“芝生”で整備する学校が増えてきています。芝生化には以下のような効果があり、文部科学省としても、その整備推進を図っています。
◯教育上の効果
・芝生の弾力性がスポーツ活動に安全性と多様性をもたらす
・境教育の生きた教材として活用できる
◯環境保全上の効果
・環境保全上の効果強風時における砂塵の飛散防止
・降雨時における土砂の流失防止
・夏季における照り返しや気温上昇の抑制
◯地域のスポーツ活動の活発化
・幼児から高齢者までの様々なスポーツを安全かつ快適に実施できる

また、サッカーのJリーグでも「百年構想」の中で芝生化の促進と協力を実施しています。

今回の芝生化は、低予算でできる校庭緑化、芝生造成ということでNPO法人「グリーンスポーツ鳥取」さんが提唱されている「鳥取方式」に習って進められています。
芝生にすることによって、いくつかのメリットが考えられます。

鳥取県のHP「鳥取方式の芝生化」より】
◯外遊びが好きになる!
芝生の上はみんな気持ちよく遊べるため、集団で外遊びする子どもが増えています。
◯体力がUP!
転ぶのを恐れず走り回るなどの活発な運動が増え、体力がアップするといわれています。
◯ストレスが少なくなる!
思い切り走り回ることでストレス発散でき、緑の芝生が目に優しいことから、精神的にも安定するといわれ、イジメが減った例もあります。
◯よく眠る!
運動量が増えることで、よく食べ、よく眠るなど、生活習慣が改善されるといわれています。
◯その他
砂ぼこりなどの飛散防止、地温上昇の防止、景観の美化などの効果もあります。

鳥取方式にもいくつかの植え方があるようですが、今回は「ポット苗移植」と同様の植え方をしました。
30センチ間隔くらいに芝のポット苗を植えていきます。
そのようにして植えられたそれぞれの株同士が繋がっていき、全面が芝生になるということです。
以下、写真をもとに今回の芝植えの行程をご紹介します。

【6月25日(土)】
この日は翌日の芝植えの準備で、運動場の芝を植える部分を5〜10㎝ほど掘り起こす作業をしました。
先生と約10名の保護者の方がお手伝いいただきました。
作業は13時〜18時くらいまでかかりました。
以前の運動場
熊本から芝が到着しました 
運動場の掘り起こし
運動場が固いのでユンボを使っての作業でした
運動会の入退場門を立てる穴や野球のピッチャープレートなどの周辺は、手作業で掘り起こしました
ユンボで掘り起こした後は、耕うん機とスコップ、鍬などを使って掘り起こした土を細かくしました
ロープ、杭、小石などを取り除きました
【6月26日(日)】
芝植え作業の日でしたが、残念ながらこの日は中止となりました。
児童、保護者をあわせ、約600名で一斉に芝の植え付けを予定していましたが、本当に残念でした。
この日は朝から雨でしたが、中止の理由はてんこうのためではありませんでした。
むしろ、天候としては「絶好の芝植え日和」とのことでした。
芝はイネ科なので、田んぼの稲のように水浸しの中に植えるような状態でもいいそうですし、雨だと水を撒く必要がないからです。
中止の理由は、前日に掘り起こした運動場の整備が不十分ということでした。
整地が不十分の状態だと、植えた後に凸凹ができてしまいます。
そういうことで、日を改めて再度整地して植えることとなりました。
整地が不十分な状態
この日は、熊本の芝業者さんから芝植えのレクチャーをうけました
【6月28日(火)】
運動場のぬかるみがなくなったので、整地作業を行いました。
軽トラックに整地用の金具をつけて整地作業を行いました
三宮副校長先生が車を運転しました
【6月30日(木)31日(金)】
児童たちが授業時間を利用して、学年毎に芝植え作業を行いました。
自分の植えたところを確認していました。
芝が広がった時に「ここは自分が植えた場所」ということで思い出に残ることだと思います。
芝植えの様子
芝植えの様子
芝植えの様子
芝植えの様子
一通り植え終わった運動場
田んぼの稲のようです
(左)散水のための蛇口を新たに設置しました
(中)芝を管理するための散水機
(右)肥料を撒くための用具
事前に試し植えをしていたところ(約2週間後)
株と株が繋がっています
大分県では県の教育委員会が「めじろんフィールド整備事業(校庭芝生化モデル事業)」(体育保健課)を推進していますので、今回の協力をいただきました。
県内では特別支援学校を中心に現在まで11校が実施していますが、小学校では初めての実施となるそうです。
初めてなのでなかなか、産みの苦しみを抱えていますが、約3ヶ月後には一面芝の絨毯が敷き詰められることを想像するとワクワクします。
また、近況をご報告します。

1 件のコメント:

  1. 「鳥取方式」での実際の芝生化方法の判断基準が養生期間が必要ないほどの利用者1人当たりの面積を確保できるかどうかが最も大事な点だと思います。決して費用ではありません。

    グリーンスポーツ鳥取のホームページに土壌を柔らかくすることについてのコメントがないのは必要ないとの判断からです。この作業をした場合は個々で指摘されて問題が発生します。つまり、雨が降るか子どもが走り回るかで凸凹になり、その後の手入れが大変になるだけです。

    かえって、硬いままの正土の校庭に50cm間隔で穴を開けて(大変なときはあるが)、苗を植えつけると凸凹になる問題は起きませんので後々楽です。

    とにかく、植えた後はしっかりを散水して(理想が朝夕30分ずつ程度)とマメに肥料を撒いて下さい。

    返信削除