東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞
い申し上げます。

2011年2月13日日曜日

身内の「さん付け」

以前からちょっと気になっていたことがありますので、ブログします。
それは自分の身内を他人に話すとき「さん付け」している人が多いということです。
両親に対して「お父さん」とか「お母さん」と呼ぶのは当たり前なんですが、他人に言うときは「父」や「母」が日本人の常識じゃないでしょうか?
その傾向は、特に芸能人やスポーツ選手などの有名人に多く、とても気になります。
正直、10代の若い子なら分からないでもないですが、30代や40代、どうかしたら50代のいい歳の方でも平気で使ってます。
一般人の方がちゃんと使えてるんじゃないでしょうか?
テレビのニュースかなんかで、中学生くらいの子にインタビューしたのが流れたりすることがありますが、ちゃんと「父が」とか「母が」って言ってますよ。
あまりにも「さん付け」する人が多いので、日本語としてそういう使い方が「良し」とされるようになったのかと思います。
まさか、常用漢字などが追加されるように、数年前から他人に話すときでも「さん付け」してもよくなったんじゃないでしょうね。
まあ確かに、親しい人に話すときはかしこまりすぎるので、わざわざ「父」とか「母」とは言わないです。
男性の場合は「オヤジ」とか「おふくろ」、兄弟であれば「兄貴」とか「姉貴」とも言います。
これならテレビで聞いてもさほど違和感はありません。
何度も言いますがやっぱり「お父さん」や「お母さん」などは引っかかります。
芸能人などは事務所とかが注意しないんでしょうか?
芸能界は結構礼節を重んじる(意外にも)と聞いていますが、どうなんでしょう?
それこそ、ご意見番的立場となっている和田アキ子やマツコ・デラックスあたりが注意したらいいのにと思います。
最近スポーツで活躍する若者が多いですが、インタビューなどで「お母さん」とか言ってると幻滅します。
そういうところを含めて成長して欲しいです。
あの石川遼も「さん付け」して呼んでますね。
残念です。
ウチには中1、小5、小2の子どもがいますがこのことは躾として徹底させたいと思っています。
あまり小さい子どもが「父」や「母」というのも不自然ですが、小学校高学年くらいであれば「父」「母」でもおかしくないと思います。
逆に自分の子どもを普段「〇〇くん」「〇〇ちゃん」と呼んでいたとしても、他人に話すときは呼び捨てにするのが常識です。

謙遜や謙譲というのは日本人の持つ美学でもある謙虚な姿勢のあらわれです。
「お仕事は何ですか?」と聞かれ、「私のお仕事は〇〇です」という人もいます。
あれも変です。
人は身びいきになったり、身内自慢をしがちな面を誰しももっていますが、そういう発言をするにしても「手前味噌ですが」とか「身内が言うのもおかしいですが」と「ことわり」の言葉をつけるという手法を持っています。
確かに日本語は難しいです。
敬語や謙譲語は特に難しいといわれています。
こんな発言をしていながら、私自身がきっちりと使えていないんだろうという反省もあります。
いずれにしても有名人というのは影響力が大きいいので、気をつけていただきたいと思います。
さすがに流行となった「トイレの神様」の歌詞にでてくる「おばあちゃん」が「祖母」という言葉で歌われていたら全く雰囲気が出ないですね。

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