東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞
い申し上げます。

2011年2月1日火曜日

2011年御正忌報恩講②法要編

【法要編】
御正忌報恩講の法要について報告します。
法要は、21日(午後)の逮夜の法要から始まり28日(午後)の結願日中まで勤められました。
仏教の伝統的なお勤め形式に「六時礼讃」というものがあります。
中国の善導大師が著された『往生礼讃偈』に基づいて、1日を6つに分けてお勤めをするということです。(ちなみに四六時中とはここからきています)
具体的には以下のようになっています。
◯逮夜(午後2時)
◯初夜(午後6時)
◯中夜(午後10時)
◯後夜(午前2時)
◯晨朝(午前6時)
◯日中(午前10時)
逮夜から始まって4時間おきにお勤めして、日中まで6回に分けてお勤めするのが1セットです。
(現在では一般的な真宗寺院では中夜、後夜の法要は省略します)
ですから、例えば3昼夜のお勤めといえば、4日間にわたって勤まります。
当寺院は7昼夜の法要なので、8日間勤められるということです。
当寺院では、午前7時から晨朝と日中のお勤めを続けていたします。(兼日中といいます)
午後1時半からのお勤めが逮夜の法要で、午後7時半からのお勤めが初夜の法要となります。
法要の差定(次第)についての詳細はここでは触れませんが、前半から後半にかけてだんだん重いお勤めになります。
多くのお寺さんにも参勤いただきました。
以下、今法要について写真にて報告いたします。
差定(次第)を記したものが後堂にあります
昔のものなので、現在は少し省略しています
22日逮夜(昼法座)
参勤法中:元光西寺法務員の岩田さん
23日逮夜(昼法座)
この日は日曜日だったので、長男の惟眞と二男の慧眞が外陣にて出仕しました
外陣でお勤めする長男と二男 
25日逮夜(昼法座)
参勤法中
寒田・西福寺住職(左)
福岡県豊前市・浄心寺住職(今回の御講師の息子さん)
25日逮夜(昼法座)
参勤法中
佐伯市・大願寺住職
25日初夜(夜法座)
参勤法中
末広町・光西寺住職(右)
王子町・光明寺住職
26日逮夜(昼法座)
『御伝鈔』下巻の拝読がありました
25日逮夜では住職が上巻を拝読しました
『御伝鈔』を運ぶのは御門徒の四童子さん(手前)と秦さん
26日初夜(夜法座)
参勤法中
末広町・光西寺若院(右)
戸次・妙正寺若院(中)
末広町・光西寺法務員の仁科さん(左)
26日初夜(夜法座)
参勤法中
大手町・浄龍寺若院(左)
末広町・光西寺若院(中)
末広町・光西寺法務員の山崎さん(右)
27日逮夜(昼法座)
25、26日の逮夜と28日の結願日中では登高座がありまあす
現在ではいずれも『歎徳文』を拝読します
住職は七條袈裟を付けています
27日逮夜(昼法座)
さんきん法中
岩田町・安念寺住職(右)
下郡・等應寺若院(中)
萩原・長久寺法務員の西さん(右)
27日逮夜(昼法座)
登高座から戻る住職
28日逮夜(昼法座)
参勤法中
長浜町・常念寺住職(中)
富岡・妙林寺若院(右)
28日逮夜(昼法座)
参勤訪中
大道・善巧寺若院(中)
岩田町・安念寺若院(左)
28日初夜(夜法座)
参勤法中
萩原・長久寺住職(左)
萩原・長久寺法務員の小田さん(中)
住職の弟、山口県美祢市・明楽寺前住職(右)
28日初夜(夜法座)
この法座でも長男が外陣出仕しました
真宗では勤行の最後に『御文』(本願寺8代目蓮如上人作)を拝読します
28日結願日中(昼法座)
参勤法中
義兄(姉婿)の、福岡県大川市・覚了寺若院(中)
住職の弟、山口県美祢市・明楽寺前住職(右)
結願日中では住職と私が七條袈裟をつけます
28日結願日中(昼法座)
参勤法中
戸次・妙正寺住職(中)
福岡県大川市・即善寺法務員の磯貝さん(左)
住職(右)は前日と七條袈裟をかえました
この日も住職の当高座があり、歎徳文が拝読されました
結願日中のお勤め終了後、お内仏でお礼
参勤いただきました総勢25名の法中の皆さん、ありがとうございました。

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