東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞
い申し上げます。

2011年4月12日火曜日

2011年度小学校入学式

4月12日(火)2011年度大分大学教育福祉科学部附属小学校の入学式が行われました。
今年は近年にしては少し遅めの春到来ということで、久しぶりに満開の桜のもとでの入学式となりました。
天候にも恵まれ、まさに晴れやかな入学式となりました。
6年生の優しいエスコートをうけて、男子60名、女子60名、計120名の新入学児童が小学生の仲間入りをしました。
校門
満開の桜の花と新入生親子
エスコートの6年生からメッセージ入りブーケが送られました
入学式会場の様子
【式次第】
一、はじめのことば
一、国歌「君が代」斉唱
一、学校長「お迎えのことば」
一、学部長「お祝いのことば」
一、来賓「お祝いのことば」PTA会長
一、在校生「お迎えのことば」
一、保護者代表あいさつ
一、校歌斉唱
一、おわりのことば

西本一雄学校長の「お迎えのことば」では新入生へ4つのお願いがありました。
一つ目は、「元気な挨拶をしましょう」ということです。
二つ目は、「先生の話をよく聞いてください」ということです。
三つ目は、「たくさんのお友だちをつくってください」ということです。
四つ目は、「交通事故やケガをしないように注意してください」ということです。
特に四つ目については、信号を守り横断歩道を渡る、車の陰から飛び出さない、ローカを走らない、遊具で遊ぶときに気をつける、バスや電車では周りの人に迷惑をかけない、というようなことを心がけましょうということです。
また学校では、確かな学力と豊かな思考力、判断力を養い、主体的に問題解決をし、最後までやり遂げるたくましさを望んでいるということをおっしゃいました。
保護者には家庭と学校の連携を大切にする意味で、PTA活動への支援と協力のお願いがありました。
西本学校長の「お迎えのことば」
大分大学教育福祉科学部の大岩幸太郎学部長の「お祝いのことば」では、約700年前の京都・妙心寺の無相大師のお話がありました。
当時の妙心寺は非常に貧しく、お盆がないのでお菓子を代わりのものにのせてだしていたくらいだったそうです。
お寺は勉強するところなので坐禅をしていました。
ある日大雨が降り、屋根から雨漏りがして坐禅のお坊さんの頭に雨が落ちていました。
貧しいので雨を避けるものがなく、雨漏りにも負けず辛抱して坐禅をしていました。
ある弟子が雨を避けるためにザルを持ってきましたが、ザルでは雨を避けれません。
しかし、無相大師は「ザルを持っていたことはいいことだ」とその弟子を褒めました。
そのワケは、役に立たないかもしれないが何もしないよりましということです。
「何かのために役に立てるよう努力する姿勢が大事です」とおっしゃいました。
「元気に楽しく小学校生活を送って、桜の花のように毎年花を咲かせてください」と新入生にメッセージを送られました。
大岩学部長の「お祝いのことば」
中野通孝PTA会長の「お祝いのことば」では学校では色んなことを勉強したり、色んな行事がありますが、友だちをつくって元気よく取り組んでくださいというお話がありました。
学校では多くの先生、保健室の先生、給食室の先生、警備の方、2〜6年生のお兄さんお姉さんが見守ってくれるので、ありがとうの気持ちを込めて元気よく挨拶をしてくださいというお願いがありました。
また、新入生の保護者にはPTA活動へ積極的に協力をいただき学校を盛り上げてくださいという話をいただきました。
中野PTA会長の「お祝いのことば」
在校生からの「お迎えのことば」は2年生がしてくれました。
お迎えのコールと1年生の時にがんばった府内パッチンの踊りの披露と歌で新入生を歓迎しました。
2年生の府内パッチン
2年生のコールと歌
また6年生の運営委員さんからは朝の会、休み時間、給食や清掃など小学校生活の一日を劇にして紹介してくれました。
最後はみんなで「一年生になったら」を歌いました。
6年生運営委員の学校の一日紹介
今は期待と不安が入り交じった気持ちでしょうが、今日の日の思いを忘れず6年間充実した小学校生活を送っていただきたいと思います。
1年生のキラキラした目が印象的な入学式でした。

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