東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞
い申し上げます。

2011年3月8日火曜日

御遠忌讃仰事業設営

いよいよ今月3月19日より「宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要」が勤修されます。
3月、4月、5月と各月19日〜28日までの10日間づつ法要があります。
今月12日にはオープニングイベント「いのちのことばの響舞台」があります。
今回の御遠忌では各教区の讃仰事業が行われます。
私のところが所属する日豊教区では「日豊教区いまむかし」と題してDVDの制作を行いました。
日豊教区の念仏伝承の歴史を紐解き、真宗門徒の生活をあらためて見つめ直す契機となる事業で内容は以下のとおりです。

第一部「九州真宗の源流をたずねて」
〜東九州の真宗伝搬の歴史を検証
古代から続く阿弥陀信仰、平安鎌倉期の阿弥陀信仰、蓮如上人以前の真宗の伝播、石山合戦と豊前豊後の寺々、江戸期の真宗、四日市別院の歴史
第二部「語り継がれる真宗」別府温泉の恵信尼像・蓮如上人の生母伝説
〜当教区にある真宗にまつわるエピソード
第三部「日豊教区の素顔」
〜現代の教区内での取り組みを紹介
四日市別院報恩講、小学生・中高生の集い・勝福寺百日聴聞会など

全編約50分のDVDを作成しました。
私もDVD制作委員会の一人として関わらさせていただきました。
正直大変な事業でしたが、日豊教区を見つめ直す意味で貴重な機縁をいただいと事だと思います。
今回の事業は3月12日〜5月28日まで真宗本廟の阿弥陀堂素屋根にて各教区のブース会場で展示披露されます。(日豊教区は3階北側から3番目のブース)
阿弥陀堂素屋根
主にこの素屋根内の2階、3階が各教区のブースとなっています
北側(右)と南側(左)にエレベーターがあります
展示ブースとなっていますので今回はDVDの内容の第二部(約10分)のみを放映し、あとは内容の写真をパネル展示にしました。
3月4日(金)、ブース設営のため制作委員の荷堂さんと私の二人で上洛してまいりました。
期間中、日豊教区内外の多くの方の目に触れていただければありがたいと思っています。
是非、参拝の際はお寄りください。
設営作業中の様子
ブース正面
第一部のパネルとDVD上映スペース
ブース左側(北面)
第二部のパネル
ブース右側(南面)
第三部のパネル
日豊教区ブースの全容
素屋根3階
御遠忌終了後より修復工事に入る阿弥陀堂の現屋根がよく見学できます
この素屋根は阿弥陀堂北側にある御影堂の修復時に使用していたものを移動したものです
素屋根の外では、先に修復を終えた御影堂の屋根を見学できます
間近で見るとすごいです
日豊ブース隣の四国教区のブース
この日我々より後に作業に来ましたが、我々よりも早く作業終了しました
既にこの日より前に設営を終えていた三重教区のブース
蛤の貝殻で正信偈120句を作成していました
とても素敵な展示でした
三重教区の蛤アート
能登教区のブース
奥羽教区のブース
作業を終えて荷堂さんと記念の一枚
設営作業は朝9時半くらいから夕方16時くらいまでかかりました
時折雪の舞う寒い一日でした

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