東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

東北地方太平洋沖地震で犠牲に遭われた方々には衷心より哀悼の意を表し、被害に遭われた方々には心からお見舞
い申し上げます。

2010年9月28日火曜日

別院秋彼岸会・組門徒会員研修

9月27日、真宗大谷派四日市別院(東別院)にて、「四日市別院秋季彼岸会」ならびに「日豊教区組門徒会員研修」がありました。
小雨の降る中でしたが、教区全域から約180名の組門徒会員と一般参詣者がお集まりいただきました。
午後1時30分から、彼岸会のお勤めがありました。(永代経法要も兼ねていました)
【勤 行】
伽 陀
仏説阿弥陀経
正信偈同朋奉讃式
御 文
阿弥陀経中に、参詣者の焼香がありました。
勤行中の法中
下陣には別院列座の方々
勤行中の様子
御文拝読
勤行中の参詣席
お勤め後、「組門徒会員研修」の開会式を行いました。
開会式では隈部悟日豊教務所長より、本山の宗祖御遠忌と日豊教区の宗祖御遠忌の経過、案内とご依頼についてのご挨拶がありました。
引き続き、私もご挨拶させていただきました。
といいますのも、この「組門徒会員研修」を所管する教区教化委員会・共同教化部門の幹事をさせていただいているからです。
お彼岸の意味と、本山別院の護持にお念仏の中に生きられた先達の想いを確かめていただきたいという趣旨を申し上げさせていただきました。
隈部教務所長のご挨拶
共同教化部門幹事の私が趣旨説明をしています
今回の研修のテーマは「宗門の歩み」−法義相続と本廟護持の精神に学ぶ−ということで、講師は先述の隈部悟師(日豊教務所長・四日市別院輪番)でした。
講話中の講師・隈部師
研修会のパンフレット
テキスト「真宗の教えと宗門の歩み」
宗祖親鸞聖人の入滅後、御影を安置する廟堂が建てられたことに始まる真宗本廟の歴史を追ってお話しくださいました。
印象に残ったのは、隈部先生が本山同朋会館の補導の時分に当時の藤原参務が「住職は留守職だから、門徒の代表でお寺の留守役をするんです。」とおっしゃられた記憶をお話しされたことです。
『本願寺聖人伝絵』に大谷廟堂の右手に掃除する留守職が描かれていることを、これが住職の姿だということで紹介されました。
東本願寺は江戸時代に4度焼失したことなどの苦難の歴史を抱えながらも、お念仏によって支えてられたことなどのお話もいただきました。
講話の後、質疑の時間があり本願寺東西分派のことについての質問などがありました。
閉会にあたり、帯刀昭司教区門徒会長、小倉三好参議会議員、髙司佐平参議会議員のお三方よりそれぞれご挨拶がありました。

帯刀門徒会長のご挨拶
小倉参議会議員のご挨拶
髙司参議会議員のご挨拶
今年度は、来春にいよいよ本山(東本願寺)で「宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要」があります。
後残すところ半年であります。
門徒会員の方々には御遠忌円成に向けて、ご尽力いただかなければなりません。
そういった意味で、この研修会が意義を持つことができたと思います。

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